ブログ|双実堂コーヒー

新着情報

今日で10月も終わりですね。

秋風の冷たさを感じる季節になりました。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか?

10月も本当にありがとうございました。

お店にお越しのお客様でしたらお分かりかもしれませんが、最近私はやけにコロンビアのコーヒーをプッシュしてます(笑)
秋になりますと毎年コロンビアのコーヒーばかり飲んでます。
やわらかいビター感とトロっとした口あたりが心地よく、香ばしさと甘さも併せ持っていて肌寒いこの時期に飲むとホッとします。

先週末からコロンビア トリマ アスプラサールという豆を販売開始しました。

アスプラサール農協はコロンビア トリマ県の南部、ビルバオ地区に位置する94の加盟農園で構成されています。
土壌は火山性地質でミネラルを多く含み、最南部より日照も良い湿潤な土地は、良質なコーヒーを栽培する条件として非常に恵まれています。

アスプラサール農協は、環境に負荷をかけない農業を目指し、その地の生態系の一部となり実働していくことを理念に掲げ、その理念に賛同する加盟農園は、この肥沃な土地でアグロエコロジーを実践しています。
環境にダメージを与えるような農薬や化学肥料の使用は行わず、生態系の保護と生産者の社会生活水準の向上を同時に実現しています。
こちらの豆は、有機JAS認証、フェアトレードの認証を受けています。

最近はずっとコロンビア南部、ナリーニョやウィラ産のコーヒー豆を販売させていただきましたが、一昨年に販売しましたプラナダスの豆が皆様にご好評いただいたことを思い出し、今回は久しぶりにコロンビア中部トリマのコーヒー豆を扱うことにしました。
先日、商社の方がお越しになり、コロンビアコーヒーについていろいろお話ししたところ、トリマのアスプラサールが私の求める風味にぴったりと言われたことも大きいです。

トリマはコロンビアの生産地としては3番目に生産量が多い地域です。
一概にいえませんが、コロンビア南部に比べると、酸味が穏やかでボディはしっかりしながらも全体的に風味のバランスが優れている印象があります。
このアスプラサールの豆もまさにそのように思いました。

中深煎りやや深めに焙煎してます。
通常のすっきりとしたコロンビアよりもボディはやや厚みがあり、ナッツのような甘さをともなった香ばしさがとても美味しいコーヒーです。
ボディがしっかりしてますが、力強く野性的という感じではなく、落ち着いた上品さがあり、酸味をほとんど感じないコーヒーです。
ミルクを入れて飲んでもとても美味しいですよ。
秋のコーヒーとして是非お楽しみください。

いつもご利用いただきありがとうございます。
11月もよろしくお願いいたします。

今週もありがとうございました。

双実堂コーヒーのマスターです。

昨日土曜日は夜に雨が降りましたが、日中は清々しい秋晴れでしたね。
近隣の八景小、文庫小などで運動会がありましたが、天候に恵まれ私もうれしく思います。

今週はブラジル、ホンジュラス、コロンビアの新しいコーヒー豆を販売開始しましたが、どの豆もご好評をいただき一安心です。
ありがとうございます。
ワイン、アンズのような濃厚な香りのホンジュラス、レモンや青リンゴなど爽やかな香りのブラジル、どちらも苦味は控えめで香りのいいコーヒーですが、対照的な個性でとてもおもしろいですね。
コロンビアの新豆に関しましては、後日くわしくご案内させていただきます。

今週もありがとうございました。
コーヒーシーズンに入り、日々の焙煎量が一気に増えております。
これから年末に向け個性豊かなコーヒー豆を次々と展開いたしますので、是非お楽しみください!

今週は明日30日(月)のみお休みをいただきまして火曜日からまた営業いたします。

いよいよ秋も深まってまいりました。
風邪ひかないようお気をつけください。
いつもご利用いただきありがとうございます。

10/26。今年もあと2ヶ月少しとなりました。

いつもご利用いただきありがとうございます。

本日からホンジュラス エル・ディアマンテという豆を販売開始いたします!

エル・ディアマンテ農園は、ホンジュラス、インティブカ県北東部マサグアラ近郊にある山岳地域のポッソネグロという農村にあります。
農園主フランシスコ・アルバラードさんがこのポッソネグロで2010年頃に購入した新しい農園です。
エル・ディアマンテ農園のナチュラルコーヒーは、その高い標高や微気候、そして土壌の質からなるチェリーの熟度を存分に感じられます。
ワインのようなお酒のニュアンス、プルーンやレーズンのようなフレーバーも感じました。
香りの強度もしっかりとしており、今年も非常に素晴らしいカップに仕上がっております。

ホンジュラスのコーヒーといえば、甘い香りとすっきりとした酸味、爽やかな後味というイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、ナッツ系の香ばしい風味のコーヒー、フルーティーな強い酸味のコーヒーなど、さまざまな風味のコーヒーを楽しめるのがホンジュラスのコーヒーの面白いところであり魅力でもあります。

ポッソネグロの濃厚でエキゾチックな風味とナチュラルプロセスによる艶美な風味特性は農園のこだわりが詰まったコーヒーです。
ホンジュラス エル・ディアマンテ、是非お試しください!

こんにちは!

いつもご利用いただきありがとうございます。

コーヒー豆の情報ですが、
コロンビア コンサカが完売になり、新しくコロンビア サン・アグスティンを販売開始してます!

古くから高品質コーヒーの生産地として有名なサン・アグスティン。
サン・アグスティンという名前が付くコーヒー豆は私がお店を始める前からよく目にしていました。
コロンビアのコーヒーでは昔からあるエメラルドマウンテンも有名ですが、その名の通りコロンビアは天然資源に恵まれエメラルドの産出規模は世界最大です。

コロンビア南部のウィラ県、アンデス山脈の谷間にサン・アグスティン村はあります。
村は火山灰による肥沃な土壌と、二つの川から供給される豊富な水資源などコーヒー栽培に適した環境が整っています。
それに加えて、赤道に近く標高1800mと高地に位置しているため、一日の中で大きな寒暖差が生まれ、ゆっくりとコーヒーチェリーが育ち、ウィラらしいきれいな酸味を生み出し、しっかりとした甘味やボディ感のある味わいがつくられます。

栽培しているのは家族運営の小規模農家の方々がほとんどです。
小規模生産者だからできる行き届いたコーヒー栽培が高品質のコーヒーの生産につながっていると思います。

中深煎りにしてます。
芳醇な香り、やわらかい苦味の中にまろやかな酸味、豊かなコクと甘みを感じとることができます。

サン・アグスティンのコーヒーを是非お楽しみください!

ブラジル アルト・リベルダージ

双実堂コーヒーのマスターです。

朝晩は冷たい風が吹く季節になりましたね。
皆さん、お元気でしょうか?

ただいま金曜日の営業を終えたところですが、三連休前の金曜日ということもあり、お店もだいぶ賑わいました。
いつもご利用いただきありがとうございます。

プレミアム商品券ですが、月曜日に追加でご用意したのですが、残り30冊ほどになっております。
おそらく明日で完売となり、日曜日と月曜の祝日にはご用意できないと思いますのでお早めにご連絡ください。
来週の火曜日に事務局へ行き、さらに追加でもらえるか確認してまいります。

コーヒー豆の情報ですが、
本日10月6日から、ブラジル アルト・リベルダージという豆を販売開始しました!

日本の真反対にあるブラジル。
コーヒーの生産量が世界1位。栽培面積も世界1位。
日本のコーヒー輸入量1位もブラジルです。
ブラジルは国内でのコーヒー消費量もとても多いと聞きます。

ブラジル東南部エスピリット・サント州にアルト・リベルダージ農園はあります。
双実堂コーヒーで販売してますパッセイオ農園、山口農園、シティオ・ダ・トーレがあるミナス・ジェライス州の東側にあります。
もともとはロブスタ種(コニロン)を多く生産するエリアです。

アルト・リベルダージ農園はルシアーノ・ピメンタとアントニオ・カルロスの2人の義兄弟によって2015年にスタートした若き農園です。

農業技術者だったルシアーノ、そして農家出身のアントニオ。
コーヒー愛好家だった2人はこの地域で最高のコーヒーをつくりたいと一念発起して独立、アルト・リベルダージ農園を開拓しました。
2人はお互いの強みを活かし、それぞれ違った角度からコーヒー生産に向き合っています。

ルシアーノは、農業技師として収穫中、収穫後、および年間を通しての農場のメンテナンスと栽培に関する全ての技術指導と研究を行い、技術面での責任者という役割を担っています。
こうしたルシアーノからの技術的なアドバイスを元に実際に農園管理を実践するのがアントニオの仕事です。
その実践的な経験や知見をいかし、アントニオもまたルシアーノにフィードバックをします。

アントニオによると、ルシアーノが土壌の質、作物の健康状態、その他のプロセスを監督し、技術者として隣でサポートをしてくれる環境は農園の大きな強みだといいます。
常に農園にエンジニアがいる環境は農園の強みですが、農技師を通年で雇うのは小さな農園ではありえないことだからといいます。

ブラジルのコーヒー栽培は、標高1000m以下の低地栽培が多いです。
ブラジルの勾配が少なく平らな土地、なだらかな斜面が続く広大な土地は、コーヒーの栽培や収穫に大きな特徴を生み出します。
広大な農園の収穫は効率を上げるために機械化が進み、コーヒーの木と木の間に機械が入れるように整備されています。
アルト・リベルダージ農園のように機械の導入が難しい山間部や小規模な農園では1粒1粒完熟豆のみをセレクトピッキングして収穫にあたっています。

エスピリット・サントのコーヒー豆を販売することは今回で3回目ですが、ブラジルにしては明るい酸味があり、ボディも通常のブラジルと違いかなりライトな感じの印象が強いです。
このアルト・リベルダージをテスト焙煎した際にも同じ印象を受けました。
そして、ブラジルのコーヒーと思えない風味特性に驚きました。

ブラジルの豆は中深煎りにすることが多いのですが、ブラジルらしくないレモンや白桃など上品で明るい酸をいかしたく焙煎を浅めにしてます。
繊細でシルキーな口あたりでスッと飲めてしまう心地よさ、フルーティーで軽やかな味わいのブラジルコーヒーを是非ご体験ください。

これから年末に向け、いろんなコーヒー豆を販売させていただきます。
それぞれのコーヒー豆が持つ個性をお楽しみいただければと思います。

10月もよろしくお願いします!

いつもご利用いただきありがとうございます。
日中はまだ蒸し暑い日が続いてますが、今日は爽やかな秋晴れで気持ちいいですね。

先週もありがとうございました!

金沢文庫ふれあい商店街のプレミアム商品券ですが、一定数の商品券を確保していたものの、販売開始して3~4時間で完売してしまいました。
ご来店いただきましたお客様、お電話にてお問合せくださったお客様、大変申し訳ございませんでした。

本日、追加でまた商品券を手配しましたので、明日火曜日からまた販売いたします。
明日は11:00~19:00まで営業しております。

1冊5000円で500円券が13枚入っており、6500円分ご利用いただけます。
お一人様10冊までご購入可能で、現金でのご購入となります。
ご利用期間が年末年始はさみ来年の1/13までと長く、大変お得ですのでこの機会に是非ご利用ください。

コーヒー豆の情報ですが、日曜日にコスタリカ エル・ボスケが完売となりました。
10/3からコスタリカのお隣の国、ニカラグア エンバシー農園のコーヒー豆を販売開始いたします。
この豆は何度か販売させていただいておりますが、とても個性的で是非お試しいただきたいコーヒー豆の一つです。

ニカラグアという国はあまり馴染みがないように思うかもしれませんが、スペシャルティコーヒー業界ではかなり有名な産地で私も常に注目している生産国の一つです。

中米の中央に位置するニカラグア。
日本の1/3程の広さで、国の中心部には火山を伴う山岳地帯が広がり、ニカラグアコーヒーは主にこの山々で育てられています。
生産地域は主に、マダガルバやヌエバ・セゴビアという地域で生産されています。

エンバシー農園はそのヌエバ・セゴビアのモソンテ地区にあります。
オレンジのような風味、フローラルさ、エキゾチックなフレーバーが複雑に折り重なるような印象を受けました。
とはいえ、重たい感じの風味ではなく、明瞭でフルーティーな風味、透明感のあるコーヒーです。

また、先週から販売開始しましたグアテマラ エスメラルダ農園もおすすめのコーヒー豆です。
定番のグアテマラ カペティージョ農園はビターチョコを凝縮させたような美味しさがありますが、今回のエスメラルダ農園はやわらかくマイルドでどなたにでも飲みやすく安心してお召し上がりいただけるコーヒーに仕上げてます。
やさしいコクと苦味がありながらも、繊細で上品な味わいのグアテマラ エスメラルダ農園のコーヒーも是非お楽しみください。

これから秋が深まり肌寒くなってまいります。
秋は多くの作物が実をつけ収穫の時期になりますね。
食べ物が美味しい季節ですが、私はこの季節に飲むコーヒーが本当に大好きです。
秋に飲むコーヒーは一層心落ち着かせてくれます。
またこの時期は世界各国から今年度産のコーヒー生豆が次々と入荷する時期でもありますのでとても楽しみです。
皆さまも美味しい食事、美味しいコーヒーを通して豊かな秋を味わっていただければと思います。

天高くマスター肥ゆる秋 (^^;)

10月もよろしくお願いいたします。
お気軽にご来店くださいね~!

今週もありがとうございました!

双実堂コーヒーのマスターです。
今週は不安定な天気が続き、気温差もあり季節の変わり目を感じる一週間でしたね。

コスタリカ エル・ボスケとペルー パランカナヨが今週いっぱい、9月末で終売になる見込みです。
今週はグアテマラの新豆を販売開始します。
人気の高いアンティグア産のイエローブルボンです。
是非お楽しみに!

今週は明日25日(月)と27日(水)をお休みさせていただきます。
通常、水曜日に休むことはないのですが、27日はコーヒー協会のイベント、展示会へ行ってまいります。
26日(火)は営業しておりますのでお気軽にお立ち寄りください。

これからの季節、朝夕は冷えてまいりますので、お体にはくれぐれもお気をつけください。

いつもご利用いただきありがとうございます。

本日は敬老の日、祝日です。

厳しい残暑が続いてますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?

昨日、菓子工房ひだまりさんからお菓子の納品がありました。
いつもながら美味しそうなクッキーです。
今回は入荷量が少ないのでお早めにご来店ください!

今週はグアテマラの新しい豆を販売スタートいたします。
最近はコーヒー豆の入れ替えが激しいですが、皆様にいろんなコーヒーをお楽しみいただければと思ってます。

21日(木)の10時から金沢シーサイドFMで少しお話しします。
お時間ございます方は是非お聴きください。
今回は私の初恋についてせきららにお話ししたいと思います。
冗談です 笑
コーヒーに関して真面目にお話しいたします。

28日(木)は30日から始まるプレミアム付商品券の店舗向け説明会に参加するため、
14:45~16:00まで、お店をいったん閉めさせていただきます。
終わり次第すぐに営業再開します。
ご不便をおかけしまして申し訳ございませんが、ご理解いただけますようよろしくお願いします。

明日19日(火)はお休みさせていただき、水曜日からまた元気に営業いたします。

いつもご利用いただきありがとうございます!

コロンビア ナリーニョ コンサカ

こんにちは!
双実堂コーヒーのマスターです。

8月中旬から販売しておりますコロンビア グランホヤがそろそろ終売になります。
まだお試しでないお客様はお取り置きいたしますので、お気軽にご連絡ください。
13日(水)からコロンビア ナリーニョ コンサカ地区の小規模農家の方々によって生産されたコーヒー豆を販売いたします。

コンサカ地区はコロンビア ナリーニョ県の北西部に位置するエリアです。
前回少しふれましたが、コロンビア南部のナリーニョ県は北緯1度とほぼ赤道直下にあります。
コーヒーの生育に必要な日射量はもちろん、コンサカ地区の東にはガレラス火山を望み、その恩恵を受け栄養をたっぷり備えた火山性の肥沃な土壌で高品質のコーヒー豆が育まれます。
標高がコーヒー栽培の限界に近い2000mに達するほどの農園も存在し、気候は非常に冷涼です。
高地では気温が低いため、コーヒーチェリーはゆっくりと育ち、その過程で糖分がチェリーに蓄えられます。
このような気候条件や土壌条件が整っているナリーニョ コンサカ地区は高品質なコーヒーがとれる産地として注目を集めています。

きれいな酸味を持つナリーニョ コンサカですが、焙煎をすすめることでボディ感が増していき、上質でマイルドな苦味、香ばしいローストナッツのような甘みが全面に出てきます。
そして、やわらかい酸味が味全体のバランスをとってくれるかのようにほのかに感じます。

まさにコロンビアマイルドというべき味わいのコーヒーです。
個性際立った風味のコーヒーではないですが、バランスのとれた味わいで飲み疲れのないホッと一息できるコーヒーかと思います。

アンデス山脈の恵み、美味しいコロンビアコーヒーです。
是非お楽しみに!

今週は台風があり、また残暑が厳しいなかご来店ありがとうございました。
本日、日曜日は18時まで営業しております。
お気軽にご来店くださ~い!

ペルー パランカナヨ マルシアル・クカパ

こんにちは!
双実堂コーヒーのマスターです。

月曜火曜とお休みをいただきありがとうございました。
両日とも仕事でほとんどお店にいましたが、時間をみつけて少し気分転換しました。

ホンジュラスの豆が日曜日に完売になり、本日からペルー パランカナヨ マルシアル・クカパという豆を販売開始しております。

南米ペルーは、コロンビア・エクアドル・ブラジル・ボリビア・チリと国境を隣接する太平洋に面した国です。
ブラジル・コロンビアに次ぐ南米第三の生産国です。
コーヒー生産農家は全国でおよそ22万世帯以上、ほとんどが家族経営の小規模農家です。

歴史的には紀元前から古代文明が栄え、1200年代には世界最大級のインカ帝国ができて以降、16世紀にスペインの植民地になるまで独自の文化を築き上げました。
インカ帝国の文化は現在でも数多く残っており、マチュピチュやナスカの地上絵などとても有名ですよね。

ペルー南部、標高3400mの高所に建設された、かつてのインカ帝国の首都クスコ。

パランカナヨ農園を営むマルシアル・クカパさんは、クスコから北東へ下がった2000mのパウカルタンボという谷あいの町に暮らす小規模農家です。
マルシアルさんは両親から農園を受け継ぎ、四半世紀に亘ってコーヒー農園を営んでいるケチュア語族の生産者です。
ケチュア語族はインカの時代からこの地に暮らしてきた先住民族で、この地のコーヒー生産文化を築いてきた人々です。
およそ3Haの農園で年間20Bagほどのコーヒー生産を行っており、コーヒー以外にもジャガイモやアボガド、柑橘類などを育て生計を立てています。

7月から9月にかけて収穫期を迎えるパランカナヨ農園。
ペルーのクスコ近郊の地域は、元々は地域の農協に卸していましたが、近年はスペシャルティコーヒーのマーケットの広がりを見せ、農協の仕組みも少しずつ変化し、品質の高いコーヒーには自分のコーヒーとして高い価格で流通できるように進んでいます。

私はペルーの中深煎りが大好きです。
一言でペルーのコーヒー豆といっても味わいは多彩ですが、ペルーの豆を中深煎りにしたとき、

・酸味はほどよくあるがあまり気にならない
・強い苦味を感じない、まろやかな苦味、マイルド
・ボディはすっきりして飲みやすい
・バランスがいい
・甘い果実のような風味がうっすら
・南米特有のナッツ感をあわせ持つ
・後味に甘味が広がる
・素朴で落ち着いた味わい

個人的にはこのような印象があります。
また、中深煎りのペルーとパウンドケーキやナッツ菓子の相性は最高でよく組み合わせます。

ただ、今回は中煎りに仕上げております。
ペルーの酸味、特にスペシャルティのペルーの酸の質感が好きで、やわらかく日本のミカンのような酸味と甘味を皆さんにお楽しみいただけたらと思いました。
熟度の高さを感じさせる甘い余韻が心地いいです。
素朴で落ち着いた味わいのペルーは11月頃に販売を予定しております。
今回はクリーンでエレガントなペルー中煎りを是非お楽しみくださ~い!